金曜日, 9月 01, 2006

キーの打ちっぱなしで一言、二言ついでに三言の四言。

 このブログのタイトルが良かったのか、思いのほかにアクセスがあるので、2,3日に一度は、何がしかを書き込まないといけないような負担を感じ出したので、キーの打ちっぱなしで一言。


塀の中のブロガーの戦い

 8月初旬、24歳のフリーランスジャーナリストJosh Wolf氏が米司法当局への協力を拒み、有名ブロガーとして初めて連邦刑務所に収監されたというニュースが新聞をにぎわせた。

 インターネットで活動するビデオブロガーの先駆けとして知られるWolf氏は、連邦大陪審での証言を拒んだだけでなく、2005年7月にサンフランシスコ警察とG8抗議団体が衝突した際の模様を撮影した未公開ビデオの提出も拒否している。

 本来なら、Wolf氏はカリフォルニア州のShield Law(取材源保護法)によって保護されるかもしれない。しかし、連邦検察はWolf氏のビデオテープにサンフランシスコ警察の車両が放火される瞬間が映っているのではないかと考えている。当該車両の購入には連邦政府の資金が一部使われているので、捜査権は州ではなく、自分たちにあるというのが連邦検察の主張だ。 ---- 以下省略 ----』
(参照は、http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000055954,20217267,00.htm)


というような記事から、関連リンク記事を読み進むうちに、次のような記事に飛んでいた。


赤じゅうたん vs インターネット テクノロジーで取り戻そう 主権在民の精神  孫 正義

 先日、所用があり参議院を訪れた時のことだ。入り口中央には赤じゅうたんが敷いてあり私はなんら躊躇することなくそこから中へ入ろうとした。その瞬間、守衛から怒鳴られ制止された。

 「こら、そこを歩くな。横の通用口から入りなさい。そこは議員さんが通る場所だ」

 私は怒鳴り返した。

 「ちょっと待て。そんなことどこに書いてある。書いてもいないのになぜ、いきなり怒鳴られるんだ。そもそもどうして議員が赤じゅうたんの真ん中の入り口で、国民は通用口なんだ。俺は帰りも堂々と真ん中から出る。そして次に来るときも堂々と真ん中から入る。どうしても通したくなければ警察を呼んで逮捕してみろ」

 結局私は、真ん中から入り、真ん中から出たが、この出来事ほど今の議会制民主主義の歪みを表した象徴的な出来事はないだろう。まさに主権在民の精神を忘れた代議制度だと言えるのではないだろうか。

 議員、代議士というのはその名の通り、主権を持っている我々国民の代理として国会で議論をする人たちだ。憲法で主権在民が謳われているように、一番えらいのは国民であり議員は国民の下僕であるはずだ。それなのになぜ議員が真ん中の赤じゅうたんの入り口で国民が脇の通用口なのだ。 ---- 以下省略 ----』
(参照は、http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000000356)


 で、何を言いたいのかというと、前者の連邦検察は、1セントでもアメリカ連邦政府の予算が投入されている州の行政機関の物品は、全て連邦政府の財産と看做して、損壊などがあった場合には、州の司法当局が捜査しなくとも連邦政府の司法当局が捜査できるという、詭弁でブロガーを拘留したようです。

 続く、孫記者(ソフトバンクの社長)の記事は、誇張して記事になっているようです。実際のところは、衛視(記事で述べている守衛のこと)は、規則に抵触するからといって即座に対象者を怒鳴りはしないはずのようですし、参議院警務部も当日の件に関する問い合わせには、「対象者でない方が玄関正門より入場しようとしたので、入場者の確認をし通用門より入場くださいとお願いした。"こら"とか怒鳴るとか暴言を吐くことはありません」と回答しているようです。

孫記者の文を借りれば、衛視も税金で飯を食っているから一番えらいのは納税している国民だという自覚があるわけで、税金の無駄遣いをしている仲間の国会議員を一番えらいとは心底思ってもいないはず。

 で、この孫記者の記事について同じく何を言いたいかというと、前者の連邦検察と同じような詭弁を感じた次第ということ。そのように思っている人も多いのか、この記事のコメントでは、辛らつな孫記者への書き込みがほとんどです。
 ソフトバンクの対応のまずさとかもあるようで、無線LANの危険性への対策もしないでいるようですね。これは、余禄であり本文とは関係ありません、念のため。

 で、本件にもどって、オーマイニュースが、『報道機関』を標語する割には、韓国に本家を持っているだけあって「2ちゃんねる」の域を出られないようにも思えた次第。とりあえずは、気が向いたら煽りネタの仕入先として、チェックしておきましたけれどね。

 オーマイニュースは、確かに『私のニュース』という意味だから、記者が何をどのように書こうと傍が口を出すことではない。けれども、『ニュース』と銘打って、専用サイトを立ち上げているのだから、主観や推測、捏造や創作を加算した『記事』は、ニュースとして扱うべきではないはず。ブログの記事として掲載すべきで、客観性と事実の報道に徹するのが、ニュースの記事と定義できよう。

 だから、当サイトでは、いつの間にか題字は、ニュースとなっていても項目とか主題では、情報と逃避してまんねん。誤字脱字も見てみぬ振りをして、放りっ放しにしてまんねん。
 自分のサイトを英語訳させたら、意味不明になってたから開き直った。外国人さんのために公開しているわけじゃないのでね。こうなったら、徹底的に日本語訳ソフトを苛め抜くページにしまっさ。

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